学生時代にクルーを経験し、正社員となった吉岡さんと関さん。
就職先として他業界を志望したものの、なぜ最終的にすかいらーくグループを選んだのか、その理由に迫りました。
吉岡 真奈美さん (2015年度入社)
学生時代にジョナサンのクルーとして約2年間勤務。
現在はジョナサンのアシスタントマネージャー。
――クルー時代、社員のイメージは「大変そう」
ジョナサンでクルーとして働き始めたのは大学2年の夏。もう少し動き回る仕事がしたいと思ったのがきっかけでした。実際に働いてみると、想像どおり忙しい。けれど仕事をしたという達成感がありました。マネージャーも親切な方で、とても楽しく働いていましたね。
ただ、それはアルバイトとしての話。毎日忙しそうに働いている社員さんを見ていましたし、過酷そうなイメージがあって、この時は自分がすかいらーくグループに入社するなんて考えたことはありませんでした。
就職先を決める際は、さまざまな企業を受けました。その中でも特に志望していたのがホテル業界。就職活動をしていく中で、これまで経験してきた接客業のスキルを活かしたいと思うようになり、ホテルの中でもレストランやバーといった飲食部門を希望して選考に臨みました。
就活サイトでもホテルの飲食部門を中心にリサーチしていましたが、ある日偶然目にしたのがすかいらーくグループの「クルー限定説明会」。クルー限定という名前に惹かれ、とりあえず参加してみることにしました。
――職種の多彩さを知って心が動いた
いま振り返ってみると、説明会に参加して本当に良かったと思っています。私の中ですかいらーくの印象が一変したからです。特に私の心を動かしたのが、職種の多さ。店舗だけでなく、マーケティングや広報、製造ラインなど多彩で幅広い分野に挑戦できる土俵があることを知り、とても魅力を感じたのです。努力次第でやりたい仕事をつかめるとも聞き、胸が高鳴りましたね。
もちろん自分が本当に頑張れるのかという不安もありましたが、選考を進めていく過程で様々な立場の社員さんの声を聞く機会があり、それも少しずつ消えていきました。5連休を取って家族と旅行をされてる方がいたり、産休や育休が制度として整っていて実際に利用されている方がいたりと、女性の私でも長く働いて行けそうだなと自信が持てたのです。
入社してから一年。まだまだ修行中で大変なこともありますが、お客様に喜んでいただけたときの嬉しさはやはり別格です。最近その大切さにも改めて気づき、ますます頑張っていこうと思っています。
関 拓哉さん (2016年度入社)
学生時代の三年間、藍屋でクルーを経験。
――就活当初の志望はIT・広告業界
クルーとして働いていたころから、「藍屋の社員になるのもいいな」と漠然と思う思うことがありました。高校時代に他社の飲食店でもアルバイトを経験しましたが、店舗の雰囲気の良さは藍屋が一番。社員さんは生き生きしていて、クルーの皆さんも仲間思いなんですよね。
ただ僕は専門学校でWeb制作について学んできたので、就職するなら専門知識を生かせる会社に、という思いが強かったです。
いざ就職活動を始めてからも、IT関連の企業や広告代理店を中心に選考を受ける日々。そんな中ある一社での出来事が、就職観を変えるきっかけとなりました。その企業では、受付で僕が専門学生だと知るやいなや態度が一変。学歴や資格の有無だけを重視し、人柄や僕自身の思いについては触れようとしてくれませんでした。その瞬間から、就職先を選ぶ上での大きなポイントが、「そこで働く社員の人が、きちんと内面を見てくれるかどうか」に切り替わっていったのです。
――「関君と働きたい」。その言葉に惹かれ入社を決意
それから一ヵ月後、すかいらーくグループのマネージングディレクター(MD)とお会いする機会に恵まれました。藍屋の社員さんの勧めで参加した1day選考会でのことです。MDとの面接では、学校での勉強から趣味のことまで、ざっくばらんに色々な事を聞いていただきました。そしてもらった言葉が、「ぜひ、関君と一緒に働きたい」――。この時すでに2社から内定が出ていましたが、そんなことを言われたのは初めて。まっすぐな一言に僕自身を本当に必要としてくれていると感じ、ここで働きたいと強く思った瞬間でした。
1day選考では、たくさんの職種があることも知りました。藍屋で働くことだけをイメージしていたのでこの情報も新鮮で、希望すれば将来、Webに関われる可能性を感じたこと、また福利厚生が手厚いことも入社への決意を後押ししました。
就活ではありのままの自分を理解してくれる企業、また自身も本当に働きたいと思える企業を選ぶことが大切だと思います。僕の場合はそれがすかいらーくグループでした。4月からはいよいよ社員としてのスタートラインに立ちます。初心を忘れずに励みたいと思います。
※所属部署、役職およびインタビュー内容は取材時(2016年3月)のものです。
※出典:社内報「ひばり」2016年3月号