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人を知る

教えるって難しい でもできるようになるって楽しい


 

ば一みやん軒 クルー
甲田 純香さん

2017年5月にバーミヤンのオープニングスタッフとして入社。
現在大学1年生。昨年11月に同店は「ば一みやん軒」に転換。
 
 
「新人さん?頑張ってね」そう優しく声をかけられたのは、オープニングスタッフとして働き始めて間もない頃。研修中のバッチを付け、緊張でいっぱいだった私にお客様が話しかけてくださった。お客様をちゃんとご案内できたか、なにか失敗をしていないだろうか。そんな不安でいっぱいだった私にほんの少し勇気をくれた言葉。たまらなく嬉しかった。
 
入社して2カ月がたった頃、新人トレーニングを任せられることになった。まだ新人の気分でいた私は正直驚いた。「自分の仕事には慣れてきたものの、人に教えることができるのだろうか」。でも頼りにされていることに応えたい気持ちも芽生えていた。
 
「大丈夫、やってごらん」。他店でクルー経験を持つ先輩に優しく背中を押してもらった。教えるためのトレーニングを受け、いざ取り組んでみてわかったことがある。「教えることで自分も成長できるんです。教えた途端合っているか不安になって、マニュアルを見直して、正しく教えられるように次の準備をして。その繰り返しで以前よりも自信が持てるようになりました。」モットーは、いつも笑顔で、新人さんの立場で分かりやすく。そして迷うことがあれば、マネジャーや先輩に聞いてみんなで解決していく。チームワークはこうして強まっていく。
 

 
 
「今のこのお店の目標は、スピードアップです。中華は熱さが命。出来立ての商品をお客様の元に届けるために、連携プレーがすごいんです」。以前甲田さんは、お客様から「料理が熱くない」と言われた経験がある。すぐにお作り直しの提案をしたが、お急ぎだったお客様は「気にしないでね」とそのまま帰られてしまった。「お叱りを受けなかったことで尚更申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。やっぱり美味しい商品を食べてまた来たいと思っていただきたいです」。
 
そのために店舗一丸となって改善したのは、フォロー体制の強化だ。アルコールがたくさん入った時は、メンバーが声かけをしてすぐ料理のフォローに入る。フロアが忙しい時はキッチンスタッフがレジのフォローをする。「オーダーがたてこんだら私も餃子を焼きに行くんです。最近できるようになったんですよ」と、甲田さんは嬉しそうに話す。以前は恥ずかしかったフォローコール。フォローを呼んでいいのか迷うこともあった。でも今は、お客様をお待たせしないという共通の目標のもとで、率先して声かけをしている。
 
「仕事に入る前は、想像します。今日はどんなお客様がいらっしゃるかな。あの方はまた同じものを頼まれるのかな。」混雑したら正直大変だなと思う気持ちもある。でも店が賑わうことは、それだけお客様を迎えられるから嬉しい気持ちの方が大きい。マネジャーや先輩からもらう日報のコメントも楽しみの一つ。できることを一つひとつ増やす日々。ここは私が成長できる場所。
 
 
※所属部署、役職およびインタビュー内容は取材時(2018年3月)のものです。
※出典:社内報 2018年『Fly High ひばり! Special』
 
 

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