「水曜配送中止」による物流効率化とCO2削減
すかいらーくグループは、SDGs(※)への貢献を目指し、事業活動を通じてさまざまな社会問題に取り組んでいます。その一つが、物流の効率化です。
これまで週7日間、毎日食材を店舗に配送していましたが、トラックの輸送費削減、
およびそれに伴うCO2削減を目的に、水曜の配送を中止する実験を行ってきました。
実験は成果を上げており、6月に全店で導入されると、CO2排出量は74.4t(8%)削減することが出来ます。
一方で、すかいらーくグループは、さまざまな観点で環境対策に向き合い、30年、50年先を見据えた環境対策に取り組んでいきます。
※SDGsとは・・・2015年9月に国連で開かれたサミットの中で決められた、2030年までの国際社会共通の「持続可能な開発目標」のこと
宅配・テイクアウトの「カトラリー削減」の取り組み
現在需要が高まっている宅配やテイクアウトには、多くの包材を使用しています。プラスチック製品をはじめ、さまざまな資源の保全が環境対策として重要視される中、すかいらーくグループでは、環境に優しいバイオマスプラスチックを使用したカトラリー(スプーン、フォーク、ナイフ)やレジ袋への切り替えを行ってきました。
さらに、「できる限り資源を無駄にしない」という観点から、すべてのお客様にカトラリーを提供するのではなく、必要なお客様のみにお渡しするオペレーションへ変更していきます。お客様にも環境への取り組みをご理解いただきながら、一歩ずつ、資源の保全に取り組んでいきます。
※内容は取材時(2021年5月)のものです。
※出典:社内報「ひばり」2021年5月号