『良い店』づくりは「人づくり」。
クルーやお店の成長は何より自分自身を成長させる。
マネジャーが店舗経営に集中するための組織作り
マネジャーが店舗経営に集中するためには、クルーが店舗運営業務までを担えるようなスキルと意識を身につけさせる必要があります。
マニュアルにない部分もマネジャーがサポート
すかいらーくには「教わる側」にはもちろん、「教える側」にもマニュアルが完備されていますが、「ホスピタリティ」や「責任感」など、マニュアルにできない部分を教えることこそ重要であり、マネジャーの腕の見せどころです。
自分の分身を育てればみんなが成長する
マネジャー一人が店舗の全員を直接指導することは、物理的に不可能ですから、一人ひとりの個性に合わせた指導を通して、「成長のおもしろさ」を実感させるためにも、「指導ができるクルー」の育成は欠かせません。
「人財育成」の達人よりコメント
人財育成のポイントは、「見る」と「見守る」
「見る」は、クルーの仕事のどこに問題があるのかを分析すること、「見守る」は彼ら自身の考えで、解決策にたどり着くよう導いていくことです。たとえ私がすでに答えを持っていたとしても、時には、あえて「失敗させてあげる」ことも必要なのです。
我先にやってしまうと、人は育たない
かつての私は「見る」も「見守る」もできていませんでした。先頭に立って模範を示しているつもりでしたが、度が過ぎると人は育たない。自分を変えるのは大変でしたが、真剣に「見る」「見守る」を笑顔で実践し、クルーの育成につなげています。
成長に間近で立ち会えるのは最高の醍醐味
何もできなかったクルーが、リーダーとしてみんなを引っ張るまでに育つ。そんな段階的な成長に立ち会えるのは最高の醍醐味です。「良い店づくり」とは「人づくり」だと実感しますし、この仕事の奥深さを感じます。
夢庵 マネジャー
岩渕 啓太
経歴
・クルー時代から社員顔負けの仕事ぶり
・2007年の入社後は、アシスタントマネジャーとして最前線でクルーを率いて敏腕を振るう
・より『良い店』づくりのためには「自分が変わらなくてはならない」と気づき、人財育成のやり方を180度転換
武勇伝
・「カスタマーヴォイス・プログラム(お客様アンケート調査)」にて、3,000店を数える「すかいらーくグループ」全店舗中、第1位の満足度を獲得
※所属部署、役職およびインタビュー内容は取材時(2014年12月)のものです。