ガスト エリアクルー
寄本 智恵子 さん
大切なことは「みんなでお店をつくること」
エリアクルーはリーダーとしての自覚が必要となる一方、新人さんの気持ちも学べる仕事。
大変なこともあるけれど、それが面白さだと思う。エリア内の3店の店舗で働いたが、人も違う、広さも違う、定位置も違う。そんな中で最初は戸惑いの連続だった。
スーパーバイザーから指導いただいたのは、ただの営業ヘルプではなく、お店のいいところ、悪いところを3つ以上見つけて帰ってくるということ。
いいところは他店舗にも取り入れ、改善すべきところはどうすれば改善できるかをとにかく考える。
その中で気付いたのは、「言う」と「伝える」こととの違いだった。自分では伝えたつもりでも相手に伝わっていないことがある。
「言ったはず」ではなく、どうすれば相手に「伝わるのか」を意識し、忙しい中でも相手の目を見て話し、伝え方を大切にするようになった。
今はガストの店舗でマネジャー代行の仕事をさせていただいている。
採用面接をしたり、ワークスケジュールを作ったりと幅広い業務ができるようになった。
以前はリーダーである自分が何でも完璧にできなければならないと気負っていたが、そうではない。
大切なことは「みんなでお店をつくること」。今は新人の学生さんも含めて、全員に役割がある。
ローストチキンを売るときは、POP係やディスプレイ係、売れた個数を書く係、などだ。
クルーが友人とお店に食べに来た時、「これ私が作ったんだよ!」と友人に誇らしげに話すのを聞いて嬉しくなる。
お客様としてご来店いただいたいた人から「働きたい」と応募いただくことも多くなった。
エリアクルーを経て、成長することができた。私はこれからもエリアのみんなから相談を受けるような存在でいたい。
今年の抱負は「みんなのエリアクルー」だ。
※所属部署、役職およびインタビュー内容は取材時(2020年1月)のものです。
※出典:社内報「ひばり」2020年1月号