すかいらーくD&M
伊藤 直人 さん
「お店のために」という気持ちが、店舗を支えている
この仕事をしていて嬉しいのは、修繕してお店の皆さんにとても喜んでいただけた時。
店舗営業時に機器の不具合等が発生してしまうことがあるが、従業員の皆さんが困っている状況をいち早く解決するために、チーム編成を組み、緊急度に応じて早急な対応ができるようにしている。
私たちの使命は、すかいらーくのグループ会社としてできる限り修繕費を下げながら、店舗の安全性と快適性を実現するためのサポートをすること。
もちろん外部の会社に依頼しなければならない段階もあるが、修繕の度合いによっては私たちの部署で対応できることがたくさんある。そのスキルを磨くため、私は常にこのユニフォームを着て、現場に立つことを大事にしている。
できるだけ自社で修繕できる幅を広げられるよう、店舗修繕に活かせるさまざまな資格も取得した。
お店に行った際は本領を発揮したい。
東日本大震災の時。通信が途絶え情報が錯そうする中、「何かお店のために自分にできることはないか」と被災した東北の店舗に向かっていた。
今振り返ると自己判断で動いてしまってよかったのかと思うが、気づけば動いていた。
被災地はとても大変な状況で私が対応できることは限られていたけれど、茨城や福島など各店舗でできる範囲の修繕を試みた。
実はSD&Mにそういう仲間が数多くいたことを知り、「お店のために」という気持ちを改めて強くした出来事だった。
お店の皆さんが安全に快適な環境で仕事ができ、お客様が居心地よくお過ごしいただける空間を支えることができるよう、日々お店に行き、予防メンテナンスにも力を入れたい。お店でのさまざまな方との出会いもまた楽しみの一つ。
※所属部署、役職およびインタビュー内容は取材時(2020年1月)のものです。
※出典:社内報「ひばり」2020年1月号