ジョナサン クルー
森脇 加奈子 さん
-「デザートづくりは苦手だけれど、これからもっと練習して上手になりたいです」
進学する大学が決まり、近所のジョナサンで働き始めた。決めてはジョナサンの店員さん。来店するたびに明るく優しい対応で迎えてくれたのが印象的で、憧れだった。10年前、同じ店舗でキッチンをしていた母も社会勉強になるよ、と応援してくれた。
「いらっしゃいませ」の声が裏返ってしまうくらい、緊張していてぎこちなかった私に、先輩は一つひとつの仕事を丁寧に教えてくれた。ある時、オーダーミスで料理を作りなおすことになってしまい、皆さんに迷惑をかけてしまったと一人落ち込んでいると、「最初は誰でもあることだから、大丈夫だよ」と先輩が励まし、フォローしてくれた。不安な時、必ずそばで助けてくれる温かい人たちがいるこの店がいつしか大好きになっていた。
月日が経ち、自分にはまだまだ先と思っていたデザートづくりをやらせてもらえることになった。「ここまでくるの早かったね」と言われ、ちょっぴり誇らしく、照れくさい気分になった。なにより新しい仕事が一つできるようになるたび、憧れの姿に一歩近づいた気がして、うれしかった。
店舗をリモデルしたのを機に、初めて店舗ミーディングに参加した。そこで伝えられたのは、「思いやりをもって働く」ということ。それはマニュアル以上のサービスを提供して、お客様に「また来たい」と思ってもらうこと。入社前から憧れていたジョナサンクルーの魅力を、接客で伝えていきたいと思う。
※所属部署、役職およびインタビュー内容は取材時(2016年5月)のものです。
※出典:社内報「ひばり」2016年5月号