フードビジネスとITの融合によるソリューション。けど、私にとってのDXって何のため・・・。 IT本部 デジタルトランスフォーメーショングループ DX戦略チーム 住 なつみ さん

PROFILE

大学時代には理学部物質化学学科に所属しながらガストでアルバイト。
卒業後は「人の人生に役立つことを教えられる仕事」をしたいと考え、すかいらーくに入社。
2年間、店舗でアシスタントマネージャー・マネージャーと経験し、3年目には人財本部社員採用チームに異動し採用に携わる。
8年間、採用業務を経験したのちにIT本部へ異動。DX戦略チームの一員として日々奮闘中。

全く異なる業界を考えていた就活時代

Q. すかいらーくに入社した決め手は何ですか?

元々ガストでアルバイトをしていました。就活の際はシステム系IT企業のSEやSIをメインに、数学の教師やアルバイト経験が活かせる外食産業を視野に入れていました。

IT企業のインターンシップに1週間参加しました。プログラミング自体は楽しかったのですが、仕事としては人にアプローチかける方がいいなと感じました。私は人に教えることが好きだったので教職も考えていましたが、モラルや言葉遣いなど、その子の将来に直結して役に立つことを教えることに魅力を感じ、教職ではなく外食産業を希望するようになりました。その中でも規模が大きく、様々なことにチャレンジしていて面白いと感じたすかいらーくに入社しました。

説明会で知ったすかいらーくの魅力

Q. 選考中のすかいらーくの印象は?

アルバイトをしていたため、「会社のことはわかるだろう」と思って説明会に参加しましたが、実際に参加すると知らなかったすかいらーくの魅力や凄さを知ることができました。

例えば『テーブルレストランとして直営で展開するレストランの中でガストが世界1位の規模だ!』ということや、『業界で初めてドリンクバーを始めた!』などの業界初の事例、思っていたよりも多くの職種があることなど。率直に「意外とすごい会社だったんだ」と思ったのが説明会の際の印象でした。これを機にすかいらーくの凄さを改めて実感し、就職先としてここを選びたいと大きく傾きました。

店舗での経験がビジネスを成長させる

Q. 店舗での経験が本部での仕事に活かされる場面はありますか?

2年ほど店舗での業務経験を積み、人事部の社員採用チームへ異動。8年間採用業務を経験した後に、現在のIT本部に異動と様々な部署を渡り歩いてきましたが、店舗での経験が活かされる場面に多く遭遇してきました。

採用チームでは入社する方にまずは店舗でマネジャーを目指していただくことになるため、店舗でどのような業務を行い、どのようなことが発生し、どのような経験をしてきたかなどの説明ができなくてはなりません。店舗で働く、すかいらーくで働く社員としてどのような人財が求められるのか。それは実際に店舗を経験していないと分からない部分であり、それがなければ十分に伝えることはできません。やはり直結してきていると感じた場面の1つです。

今の部門に来てからも、お店の人が働きやすくするにはどうしたらいいのか、来店されるお客様がどのような方なのか、店舗ではどのようなオペレーションを行っているのかなどを考えることがあります。
例えば私たちが計画している施策をやってみましょうとなった際に自分がマネジャーであればどう感じるのかを考えますが、その立場を経験をしていなければこのような発想には至りません。何がいいと思っていただけるのかも肌感覚ではわからないのです。だからこそ店舗での経験はすかいらーくのビジネスを成長させていくには重要な部分だと思います。

課題解決の中枢を担うDX戦略チーム

Q. DX戦略チームはどんな部署ですか?

少し難しいのですが、様々なことを幅広くやっています。各部門の方や経営層の方が「こんなことやりたいよ!」というふんわり言ってきたことに対し、まずはそれができるのか・できないのかをジャッジします。そこから実際に「こういうものがありますよ」と提案し、社員やお客様の課題・不満に対して、デジタルの力を使って解決に導く。そしてそれを通して新しいビジネスモデルを構築していく。そのためにDXのノウハウを展開し、形を整えた上で適切な部門に振り分けることが私たちの役割です。

 

Q. 実際にDXの力で課題解決した実例はありますか?

私がチームに異動してきて、この2か月で関わったことはTポイントやdポイントなどの『マルチポイント対応』です。マルチポイントを導入ために、お店でのオペレーションが変わるため、それに合わせて機械を導入しました。もう一点は『デジタルメニューブック』です。お店にはアナログなメニューブックではなく端末でご注文をいただくシステムを導入しました。その他にもWebアプリの開発であったり、非接触端末やデジタルマーケティングなど幅広く様々なことをやってきました。最近は外食系ロボットが出回ってきているのでそこも携わっていきたいですね。

すかいらーくだから最先端に触れられる

Q. 現在のお仕事に携われて、面白さ、やりがいはいかがでしょうか?

様々な先進的な技術に触れる機会が多い部門なので、そこが面白い部分だと感じます。これはすかいらーくの大きな特徴だと思いますが、会社・グループとしての規模が非常に大きいため、メーカーさんがシステム・技術を開発されたときには真っ先に私たちのところにご紹介してくださります。メーカーさんから『すかいらーくに紹介すれば一気に広げられるかも!』と思っていただき、世の中に広めていくための媒体として選ばれるのです。

様々な最先端のものをご紹介していただくことが多いため、それを目の前で見られるというのは面白いです。これは他社よりも先に最先端技術に触れることができるということなので、戦略的にも非常に重要なことだと思っています。

DX戦略チームが会社を動かしていく

Q. これまでで達成できた、成長できた部分はありますか?

DX戦略チームに異動してまだ2か月なので成果を成し遂げることを何もやっていないのが正直な所です。ひとつ挙げるとすると、今コロナ禍なのでGoogleドライブを利用して体調管理の後追いメールを自動的に送付するということをやっています。最初に元々いた人財本部に提案しました。今まさに各本部に展開中なのですが、これによって後追いしていた時間をもっと重要な他の業務に当てられるようになったことはよかったと思います。

私たちのチームで最も重要なミッションは『DXを推進し、会社を動かしていく』ということです。しかしDXを推進する際に私たちが頑張って新しい技術を取り入れて提案していくだけでは足りないと思っています。やはり各部門の実際に仕事をしている人に「これをこういう風に改善したい!」と思ってもらう必要があります。そういう意味で、先ほどの体調管理の事例でDXの力を身近に感じてもらえたということは非常に意味のあることだったなと感じています。私たちだけでなく様々な人に考えてもらう必要があるため、まずは考えてもらえるようにアプローチする。そしてこれから挙がってくる「これを改善したい!」の相談役になるというのが私たちの使命です。

「君に任せるよ」が成長につながる

Q. すかいらーくに入社してよかったことは?

様々な経験をさせてもらえたことがよかったですね。難しいことも任せてもらえる。人が幸せを感じるときは自分が成長したときだと思いますし、仕事を通してそれを実感できるのは素敵なことだと思います。

アシスタントマネージャーとして店舗にいたときは丁度ポスレジが変わるタイミングでした。それをエリア内の全店舗に展開する担当を当時のエリアマネージャーから任せていただき、アドバイスをもらいながら自由にやらせていただきました。採用チームや今のDX戦略チームでも「こんなことをしたい」と言えばやらせてもらえますし、「やってみたいことは何?」と聞いてもらえたりします。すかいらーくにはそのような『任せる』文化があると思います。任せてもらった分、当然自分も大変な思いをしながらやっていくので、やり切ったときの達成感や、やれることが増えることで成長を感じます。

会社が成長していくための原動力に

Q. 今後の目標は?

今の部門の仕事に精通して、もっと会社が成長するための提案ができるようになりたいです。
長期的な目標としては、より多くの人が外食産業の会社に興味を持ってもらえるようにしたいです。今から入社してくる人が様々な経験をしてキャリアアップしていく、ライフステージを経験していく。そのロールモデルになっていきたいなと思っています。例えば理系学生がすかいらーくでも理系の分野に関れたりとかですね。多くの人がやってみたいと思えるような環境を作って、それを広げていきたいです。

「みんなで成し遂げる」ことができる人と働きたい

Q. こんな人に来てほしい、こんな人なら御社で活躍できるはいかがでしょうか?

すかいらーくには多種多様な業務があるので、様々なことをやってみたい好奇心旺盛な方やみんなでやるのが好きな人は活躍できると思いますし、ぜひ一緒に働きたいです。
店舗での業務もそうですし、採用チームや今のDX戦略チームでもそこは重要だと思います。

「みんなで一緒に成し遂げる」

自分を成長させてくれるすかいらーく

Q. 最後に、あなたにとってすかいらーくとは。

『会社と一緒に自分を成長させてくれる場所』

ーそう満面の笑顔で語っている住さんの目は、とても輝いていました。ー

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