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人を知る

「お客様のためになることをやりなさい」私の人生を変えた言葉

夢庵 クルーコンシェルジュ
清水 朋恵さん

2006年夢庵に入社。
現在はコンシェルジュとして、週6日勤務。
 
 
常連のお客様と弾けるような笑顔で会話を楽しむ清水さん。現在コンシェルジュとして週6日夢庵で勤務している。2006年当時、専業主婦だった清水さんは、子供が手を離れはじめたこともあって、週1日希望で夢庵へ入社した。喫茶店で少し働いたことはあるものの、ほぼ未経験だった清水さんは、最初の3日間のトレーニングで衝撃を受けることになる。
 
「あなたはここに何をしに来ているの?」。担当トレーナーから問われた厳しい言葉。大人になってから強い口調で問われることがなかった清水さんは、いきなりの洗礼に驚いた。でもすぐにその理由に納得する。「ここで一番に考えなければならないのはお客様のこと。自分ならどうして欲しい?」。たとえ間違った作業をしてしまっていても、常に問われたのは「なぜその行動をとったか?」ということだった。お客様のためにとった行動であれば認めて、もっと良いやり方をトレーニングしてくれる。厳しかったけれど、愛情のある3日間のトレーニング期間は、清水さんにとってかけがえのない経験となった。
 
その後、週一だった勤務日数は徐々に増え、週5~6日働くようになっていた頃、夢庵にコンシェルジュという資格制度ができた。なんだか憧れの響き。でも自分がなるなんて思ってもみなかった。マネジャーから推薦をいただいた時は、認めてもらえたことへの喜びと同時にプレッシャーがのしかかった。「こんな未熟な自分にできるんだろうか?」。悩んでいた時期に、他店のクルーが集まるクルー会議への参加を薦められ、行ってみることにした。そこで出会ったのは、キラキラ輝く他店のコンシェルジュ達だった。
 
「考えることすべてプラスの発言をしていて・・・店を良くするためにどうするかを真剣に考えている皆さんでした」。これまでマイナス思考になることも多かった清水さん。でも「できない理由を考える前に、変わらなければならないのは私だ」。そう気付くことができた。
 

 
 
コンシェルジュになり学んだことは、自分からもっと考えて動いてもいいということ。ご予約のお客様をお迎えするために、はし袋を作っておもてなししたり、売店の売上を上げるべく商品をラッピングしてみたり、塩分が気になるお客様に合う料理をご提案してみたり。店舗ミーティングを通してクルーのみんなと話していると、アイデアがどんどん出てきた。「私は上に立つ性格ではないんです。冷静さも知識も知恵もないので」そう謙虚に話す清水さん。でも、お客様には絶対に笑顔でお帰りいただきたい、と強い信念がある。それは入社当時に教えられた想いを今も大切にしているから。
 
「お客様のためにやりなさいという言葉は、私の人生を変えた言葉です。自分の子供が就職する時にも教えたくらい(笑)。そのためにやりたいことが山積みです!」
 
当分飽くなき探求は続きそうだ。
 
 
※所属部署、役職およびインタビュー内容は取材時(2018年2月)のものです。
※出典:社内報2018年『Fly Highひばり!Special』
 
 

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